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捨て猫・捨て犬は拾っても大丈夫?

捨て猫捨て犬を拾ったら

 
一時期と比べて随分少なくなりましたが、路頭に迷って心細そうな表情を浮かべる捨て犬や、人懐っこく擦り寄ってくる捨て猫に遭遇してしまうことがあります。
元来の犬好きや猫好きの方、あるいはペットを亡くされたタイミングの方であれば、条件反射的に「連れて帰りたい」と思ってしまって当然でしょう。

ですが捨て猫や捨て犬を飼うに際しては、ペットショップで購入する、知人から譲ってもらう以上に、諸々の準備と心構えが必要となります。
中でも注意すべきポイントとして、犬猫によって違いこそありますが、野外という粗悪な環境を一匹で生き延びる仮定で、攻撃的な性格である、病気を持っているなど、さまざまなリスクが見過せません。

捨て猫捨て犬の特性を理解する

もとは飼い主に育てられていたにも関わらず、人間の何らかのやむを得ない、あるいは勝手な事情で捨てられたのが、捨て猫であり捨て犬です。
人間と暮らしていた期間を記憶しているため、攻撃的な反応を見せることもありますが、多くの場合は人懐っこく近づいてきます。

ちなみに私達の目に捨て犬と映る犬の場合、自分の家に帰れなくなった、つまり飼い主とはぐれてしまった、あるいは生まれて間もない子犬が人間の都合で捨てられているケースが大半です。
対して捨て猫の場合、犬と同様に家に帰れなくなった以外にも、実は飼い主が存在するも、家と外を自由に行き来している、実際には捨て猫とは呼べない猫も混在しています。

家に連れ帰る前に必要な初期対応

屋外で暮らしていた猫や犬は、病気や寄生虫など、健康面や衛生面の深刻な問題を抱えているリスクが見過せません。
ただ可愛いからといきなり家に連れ帰り、人間の家族の安全面に深刻な影響が生じてしまっては、それこそ取り返しがつきません。
まずは獣医さんのもとへ連れて行き、健康診断、予防接種、ノミやダニなど身体に寄生している諸々への対処が不可欠です。

しつけと新しい環境に慣れさせる努力を

一旦人間達から捨てられた記憶を持つ猫や犬は、ペットショップで購入したり、譲渡会で譲ってもらった猫や犬とは、明らかに異なる特徴的な性格や行動を見せることがあります。
野外と言う非常に不安定かつ危険な環境を、一匹で生きてきた経験から、警戒心が強く研ぎ澄まされ、部屋の片隅に身を潜めてじっと動かないなど、よく見られるケースです。

また歯磨きや身体を綺麗に保つなど、忘れてしまった習慣を極端に嫌がる傾向も見られますが、猫や犬だけでなく、家族全員の清潔で安全な生活に欠かせぬ習慣として、しっかりとしつけてください。
表面上は元気そうに見えたとしても、寄生虫や感染症を保有している確率は、一般的な飼い猫飼い犬と比較して、格段に高い現実が見過せません。
目やにや鼻水を垂らしている場合、人間が無警戒に素手で触れてはならず、細心の注意を払い、速やかに獣医の診断を受ける対応が必須です。